今回の台風から、防災対策について思うこと
2枚目の写真は、水位が大分下がってきてからのものです。それでもかなりの危険水域です。
足立区中川地区には避難勧告が発令され、大変な状況でしたが、行政区画としての葛飾区亀有・堀切には何の音沙汰もありませんでした。濁流も行政区画を跨いではいけないという忖度をしてくれるのでしょうか?
これを書いている時点で、まだ台風が茨城県から福島あたりに有りますので、皆様方の無事を祈るばかりです。
しかしこの様な災害時の行政の対応がまだまだ甘く、被害が出ないと中々対応してくれず、何とも歯痒い思いを致します。
私が過日参加しましたIT系のセミナーのパンフレットですが、これは携帯・スマホのアプリによる安否確認や、避難誘導に関わる内容のものです。
これらを使って災害の発生予測を知らしめたり、避難誘導に使うことで人的被害を最小限に抑えることが可能となります。
実際、米国系企業では職員に対する災害時のマニュアルなども完備されており、スイッチ1つで本社機能を東京から富山へと切り替えるなど、東日本大震災の際には見事に対応しておりました。
第2次大戦後、ズット戦争をし続けている国は危機意識が違うと関心したものでした。翻ってこの日本と来た日には、全くの個人責任かのごとき扱いです。治水事業も大切ですが、より効率的な対応が絶対に必要であると確信するばかりです。
葛飾区よ!しっかりしろよ!!
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